20代で年収600万円以下
30代で年収800万円以下の人は、
老後破産する確率が非常に高いらしい。
多すぎる生涯支出、
貯金の不足、
税金の引き上げ、
AIによる人材ニーズの低下、
こういった問題が浮き彫りになってきた昨今、
話題の中心となっているのが、老後破産です。
自分には関係ないと目を背ける若者が多いですが、
実際に今後、老後破産する人口は爆発的に増えることが予想されています。
▼今回のゲスト
老後、必要な資金はどれくらい?
生活保険文化センターが行った調査によると、
夫婦二人で、最低限の生活を送るのに月22万円
ゆとりのある暮らしをするのに月35万円が必要とされています。
仮に1ヶ月あたりの生活費を30万円と計算すると、
万が一の備えも含め、定年後の生活に1億円が必要となります。
(生活保険文化センター調べ)
そして、政府の調査によると、
月あたりに受給できる年金は22万円。
定年から85歳までに受給できるのは6600万円という計算です。
(政府調査)
つまり、老後の生活費1億円をまかなうためには、
年金の他に、3400万円の資金を自分で用意する必要がある
ということがわかっています。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”icon1.jpg” name=”大川”] え。。。そんな大金が必要なんですか?ますます不安になってきた。。。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”icon2.jpg” name=”アドリアーノ”] 老後には大きなお金が必要なんですが、ほとんどの方はそれを知らないんですよね。そこに一番問題があると思っています。[/speech_bubble]
いかにして3400万円を用意すれば良いのか
老後、きちんと働ける状態にあるかどうかはわかりません。
企業も定年以上の人材を欲しがりはしないため、
もし雇われることができたとしても低賃金でしょう。
そう考えると3400万円を事前に用意しておく必要があり、
元気なうちから、貯金を積み立てていく必要があります。
仮に25歳から3000万円を貯金すると仮定すると、
以下の金額を60歳まで毎月貯金する必要があるということになります。
25歳〜 | 7万1000円 |
30歳〜 | 8万3000円 |
35歳〜 | 10万円 |
40歳〜 | 12万5000円 |
45歳〜 | 16万6000円 |
50歳〜 | 25万3000円 |
しかしこの金額を毎月60歳まで貯金し続けるには
最低でも20代で年収600万円、
30代で800万円に到達していないと厳しい数字です。
つまり、それ以下の年収の方や貯金をしていない方が、
老後、病気や怪我で働けなくなった場合に、
非常に高い確率で老後破産してしまうということになります。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”icon1.jpg” name=”大川”] 思ったより遥かに深刻でびっくりしました。。。。どうすればいいんでしょうか。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”icon2.jpg” name=”アドリアーノ”] そうですね。現行の状況から将来の一家庭をシミュレーションしていくと、およそ21%の人が老後破産すると言われています。5人に1人くらいですね。本当に深刻なんです。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”icon2.jpg” name=”アドリアーノ”] 次のページでは、いかにして破産のリスクを消し、豊かな人生を送れるかを考えていきましょう。[/speech_bubble]